思想・思考

『こち亀』の連載が40年間、単行本200巻も続いた理由とは?

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誰もが知るマンガ、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

40年間もの間 週刊少年ジャンプにて連載されて安定した人気を誇り、コミックスも200巻出ています。

描いた話は、約2000話にも及びます

 

そして、これだけの期間を休まず連載しつづけた作者・秋本治先生。

こんなにも多くのストーリーを作り続けることが出来た理由は 何なのでしょうか?

 

話の終着点(オチ)を、テンプレート化

 

↓武装した部長が派出所を襲撃。もはや様式美の域。↓

 

こち亀の話のオチは、大体は決まっています。

 

・違法な儲け方をした両さんが 警察に捕まる

・感動的な締めを飾る

・両さんが一度大金持ちになった後に 結局 貧乏になる

・武装した部長が「両津のバカはどこだ!」

・両さんが 遥か遠くへ左遷される

・両さんが事業で成功して、悔しそうな部長

・両さんがいい事を言って、話を締める

↑大体は、このようなパターンに落ち着きます。

 

つまり、作者の頭の中では ストーリーのテンプレート(雛形)が出来上がっているのです。

実際にストーリーを創るときは、それらに当てはめて まずオチを設定し、そこに向かってストーリーを進めていけばよいので、とてもスムーズにストーリー創りができたと推察できます。

 

こち亀という”フィルター”を通すと、面白くなる

 

 

こち亀で取り上げられている内容は、普段 全く興味が無いような内容も多いです。

メカやGIジョーやオタク文化など、普段 知ろうともしないウンチクが これでもかという密度で展開されていきます。

しかし、両さんの口から 語られると、何故か興味を持ってしまうのです。

 

これは、作者・秋本治先生の独自の見解(フィルター)を通してウンチクを披露しているからです。

作者が 様々なジャンルに興味を持ち、普段から多くの情報に触れている(”インプット作業”をしている)からこそ 独自の見解を持っているのです。

そして、その見解を交えて展開するからこそ 興味もないはずのウンチクにも、面白さを感じてしまうのです。

 

好きな芸能人が出ている 映画や番組には、その映画や番組のジャンルを問わず 興味を持ってしまうのと、同じですね。

 

”インプット作業”と”アウトプット作業” を楽しむ

 

作者・秋本治先生は、様々なジャンルに興味を持ち 遊び、知識や知恵を蓄えています。

古いアンティークなおもちゃから、最新のハイテク機器や社会情勢まで・・・。

これらは、”インプット作業”です。

人間は、自分の興味があるジャンルの情報は、スポンジが水を吸うように 驚異的な効率性で覚えることができるのです。

 

そして、秋本治先生にとっては、こち亀を描くこと そのものが”アウトプット作業” なのです。

両さんという”語り手”を通し、作者の見解を交えながら 原稿用紙に情報をアウトプットしていったのです。

なので、こち亀が200巻ものコミックスを出すことが出来たのです。

 

こち亀を読んでいると、秋本治先生が”マンガを描くことを楽しんでいる”という事が、ヒシヒシと伝わってきます。

インプット作業もアウトプット作業も 楽しみながら実行しているので、40年間も連載を続けて コミックス200巻分ものストーリーを創り、更にこち亀の連載終了後も、新作を次々発表しているのです。(あ、あと こち亀は 今後も少年ジャンプにて 不定期掲載されるとの事です。スゴすぎ)

完全に、”遊び”と”仕事”が融合してる感があります。

 

 

・・・そして、アフィリエイトでも同じことが可能です。

スマホゲームでも アニメでも マンガでも、あなたの興味があるジャンルについての情報をアウトプットすることにより、報酬を得ることができるのです。

詳細はメルマガで配信してきますが、何か自分が強い興味を持っているジャンルがある人にとっては、とても良い稼ぎ方だと断言できます。

遊びが、仕事になるのです。

 

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