思想・思考

”完璧主義”は、労働者の思考

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日本人は、世界的に見ても完璧主義だといわれています。

 

工業製品では、ありとあらゆる細部にまで配慮し、欠点を可能な限り無くし、より完成度の高い物を生み出します。

サービス業では、一挙手一投足に気を配るように指導され、立ち振る舞い1つに細やかな気配りが見られます。

 

この完璧主義により、日本製品は世界トップレベルの評価を得ていますし、日本人の接客サービスは 外国人旅行者にも とても好評を得ているのは よく知られていますよね。

日本という小さな島国が 海外諸国の人々を魅了するのは、四季や名所の美しさと娯楽文化に加え、このような完璧主義で生み出される 有形無形の価値の高さにもあるのです。

 

完璧主義の代償は 労働者にストレスとして降りかかる。得をするのは雇い主。

 

しかし、完璧主義というものは とても心身が疲れるものです。

 

工場で働く労働者は、1つ1つの部品をくまなくチェックして、1つでも不良品が出ないように 神経をすり減らさなければなりません。

 

以前、僕が勤めていた工場で、自動車のホイールの側面をライトで照らし、光をわざわざ当てて凝視しないと気付かないような、ほんのわずかな”スリ傷”をチェックする仕事をしました。

無論、それは雇い主が必要だと判断したからチェックさせているのであり、しっかりと給料が支払われているのなら、労働者が文句をいうところではありません。(毎日 サービス残業がありましたが、話がややこしくなるので割愛・・・)

 

しかし、1つでもスリ傷を見逃してしまったなら、厳重に注意され 大勢の人の前で見せしめにされてしまうケースが少なくないのが問題なのです。

事実、スリ傷を見逃してしまったホイールを 他の従業員の目のつくところに 1週間ほど置きつづけたり、ヘルメットの裏に ”ミスをした回数を表すシール”を貼り付けられたりと、ミスに対する見せしめシステムが構築されている職場もありました。

 

また、僕はデスクワークの経験はないのですが、工場でデスクワークの人の話によると、多くの職場で毎日数時間のサービス残業が存在するとのことです。

毎日 夜遅くまで働き、極限まで仕事の出来を完璧まで近づけていくのです。

無論、仕事にちょっとしたミスでもあれば オフィスの中で叱られてしまうかもしれません。

 

こんなプレッシャーをかけられた状況で、労働者に ストレスが溜まらないハズがありません。

 

 

・・・さて、ここまで労働者が心身をすりへらして 完璧なものを作っても、喜ぶのは労働者ではなく、雇い主です。

雇い主が労働者にプレッシャーをかければ、安い給料で 完璧な仕事をやってくれるのですから。

もし、労働者が心身を壊してしまっても、自主退職してもらい 代わりの人員を補充すればそれで事足ります。

 

日本の完璧主義は、労働者の多大な犠牲の上に成立しているのです。

 

完璧主義は効率が悪すぎる

 

出典:https://www.excite.co.jp/

 

さて、このような日本社会の中、労働者として働いてきた人が「雇われず自分の手で稼ぐ!」と 一念発起して アフィリエイトというネットビジネスを始める際、必ず留意しておかねばならないことがあります。

 

それは、「完璧主義は絶対にダメ。適切なところで妥協する」ということです。

 

アフィリエイトで失敗する人の特徴の1つとして、完璧主義があげられます。

なにごとも100%の出来でなければ納得できないため、1つのモノを作り上げるときに、あまりにも多大な労力と時間を割いてしまい 中々作業が進まないのです。

更に、自分が完璧主義であることを 薄々自覚しているため、作業を始めるときに 毎回 これからフルマラソンに挑むかの如きプレッシャーを自分に与えてしまい、いつしか作業を始めることすらできなくなってしまうのです。

 

そもそも作業のクオリティは、トコトン上げようと思えば キリがないのです。

70%のものを80%に、80%のものを90%に、90%のものを95%に、95%のものを97%に・・・

・・・といった具合に、いくらでも時間を費やすことが出来てしまうのです。

 

しかし、多大な時間と労力を費やして100%のものを1個生み出すより、70%や80%くらいのものを5個、10個と生み出した方が 遥かに効率が良いのです。

大企業が多大な資金を投入した 失敗が許されないようなプロジェクトは、また話が違ってきますが、個人が 金銭的リスクの無いアフィリエイトをする場合においては、完璧主義は効率が悪すぎるのです。

 

なので、”妥協”をすることが絶対に必要なのです。

 

”適切な妥協点”を知るべき。

 

しかし、妥協といっても「どの程度で妥協すべきなのか?」は その場面によって、違ってきます。

100%のものを作るのは 時間が掛かりすぎるからといって、超短時間で30%の完成度のものを生み出しても、価値が低すぎるため ほとんどの場合、需要はなく 徒労に終わるでしょう。

 

作業の重要度によって 妥協すべき点は変わります。

ライバルが少ないジャンルを狙うなら 妥協点を低くすべきですし、ライバルが多い激戦区ジャンルを狙うなら 妥協点をかなり高く設定すべきです。

 

成功と失敗を繰り返し、”適切な妥協点”を知ることが 効率的な作業を実現し、高い報酬を生み出すのです。

 

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