戦略・戦術

2つの派遣先の工場で接した生保レディが、爆笑レベルに対照的すぎた

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工場で労働していると、昼食時 一斉に食堂に従業員が集まります。

 

当然、一斉に 食堂に流れ込み 十数分後には昼食を終えた従業員たちはどんどん食堂から出て、午後の労働に備えるべく 自分の作業場に戻ろうとします。

 

朝早くから出勤、労働し 疲れた体に束の間の休息を与え、空腹を満たした直後 帰りたくもない作業場へとゆっくりと帰る途中・・・。

そんな 食堂から出てきた従業員たちを仕留め 契約させるべく、虎視眈々と配置につき 接触してくるのが、生命保険会社のセールスレディ(生保レディ)です。

 

J社工場(T○Y○TA傘下) にて
”4人配置の鉄壁の布陣で、物理的に逃げ場を無くす。エモノを狩る眼光”

 

 

 

J社工場の食堂は、1つの建物として独立していました。

そして、出入り口は1つしかありません。

必然、生保レディは そこに待ち構えていれば、すべての従業員の流れを認識することができます。

 

そして、J社工場に出入りしている生保会社は、とんでもない策を行使してきたのです。

昼食を終えた従業員たちが 食堂から出てくる頃合を見計らって、4人の生保レディを横並びに配置、 新しく工場に入社した人間を瞬時に見極め 進行方向に立ちふさがるのです。

セールスレディの進路妨害を回避しようとしても、貪欲に喰らいついてきて 中々突破させてもらえません。

挙句の果てに「ウフフ♥」などと 恋人がジャレ合うような 雰囲気をかもし出そうとして来る始末。まるで「んも~う、イジワルぅ~♥」(自分で書いててキモチわるい)などと言われているかのようで、悪い意味で鳥肌が立ちました。

 

なので、こちらも何重にもフェイントをかけたり 他の従業員が防波堤になるようなポジショニングをキープして歩いたりと、色々と面倒な小細工をしなければ 鉄壁のディフェンスを突破することができなかったのです。

そして、しばらくすると 顔を覚えられるので、”脈無し”と判断してくれて シカトしてくれるようになるのです。

 

めでたしめでたし・・・。

 

 

しかし、生保レディたちのメンバーは ちょいちょい代わります。(退職?)

なので、一度”脈無し”と判断されても、新しいメンバーが入るたびに 怒涛の鉄壁ディフェンスが発動してしまうのです。

 

つまり、生保レディは 非常に厄介な存在だったのです。

 

B社工場(T○Y○TA傘下) にて
”ゆる~く挨拶&世間話。アメくれる”

 

 

 

B社工場の食堂は、僕が作業していた棟とは 別の棟の最上階にありました。

行く方法は、エレベーターと階段の2パターンがあるのですが、それは隣合っていました。

そして、生保レディは そこに待ち構えていても、全体の半分以下の従業員の流れしか認識することができません。

しかも、B社工場に来ていた生保レディは、たった1人でした。

 

しかし、そのたった1人の生保レディは なんと、昼休み開始直後、つまりこれから食堂に向かう従業員たちを待ち構えていたのです!

・・・といっても、「こんにちは~」と ゆる~く挨拶するだけでした。

そして昼食を終え、食堂から 作業場に帰る途中 また生保レディが ゆる~く挨拶だけをしてきます。

 

で、他の従業員と楽しそうに話をしているのも たびたび見かけます。

僕が 午後からの労働に憂鬱な気分を抱いている中、楽しそうに生保レディと世間話をしている他の従業員の姿をみていると、必然 その生保レディに対する警戒心も 解けていきます。

そして、たまに 生保レディから 世間話をするノリで話しかけてきます。売り込みなどは一切されません。

 

・・・しかし、結局、契約を取るために話しかけてきている のは解りきっているので、「僕、もうすぐ この工場辞めますし、貧乏なんで 金もありません。契約する金すら無いです。僕に話しかけるメリット無いですよ」と 契約する意思が無いことを伝えました。

 

ですが、その後も度々ゆる~く挨拶されますし、眠そうな表情をしながら アメを1つ くれたりしました。

なので、セールスされているという印象が ほぼ皆無なので、実にナチュラルに会話が始まります。しかも、僕の警戒心が ほとんど消え去った状態で。

しかし、何回も世間話をしていても、一向に売り込みをされることはありませんでした。

 

そして、気がつくと僕の方から自発的に話を聞きたいと思い、「海外旅行の保険がついている クレジットカードとかって、扱ってますか?」などと、口走っていたのです。(ちなみに 扱ってなかったです。話の本筋には関係無いですが)

 

”売り込み感”を無くすと、集客もセールスもしやすい

 

J社工場で出会った”4人配置の鉄壁の布陣”で逃げ場を無くすような生保レディたちに対しては、当然 「どんな商品をあつかっているのか?」と思う以前に、「そもそもアンタらと会話したくない!」という思いが格段に強かったので、当然僕は スルーしつづけました。

進路を妨害する手段をされると、当然 警戒心がどんどん強くなっていくので 完全に逆効果ですね。

そして、その攻防を見ている他の人たちも、同じように警戒心を強めていくことでしょう。

 

対して、B社工場で出会った”ゆる~く挨拶&世間話。アメくれる” 戦略の生保レディは、売り込み感を感じさせず、警戒心をゆっくりと解きほぐしていくので 話を聞く際も、肯定的に受け止める心境になっているのです。

そして、それを見ている他の人たちも、同じようにその生保レディへの警戒心を解いていくことでしょう。

 

つまり その生保レディは、ゆる~く挨拶をして ゆる~く世間話をするだけで、集客サイクルを構築していたのです。

仮に 世間話だけで終わりセールスに繋がらなかったとしても、”従業員と世間話をしている姿”を 不特定多数の人間に見せているだけで、サクラ効果(同調効果)により、新たな人間を集客しやすくなるのですから、次に繋がるのです。

 

セールスをする上で、”売り込み感を無くす”という事が、どれほど大切なのかを実感できたので、良い経験をさせてもらったと思っています。

 

後者のセールスレディが、
”優しくして心理的に逃げ場を無くす手法”と 明確に異なる要素とは?

 

”優しくした後、本来の要求を提示し、断りにくくする・・・。”

「デパートの試食をすすめる→買わせる」という黄金パターンとかが代表的な例として よくあげられますよね。

 

その手法の根底には、”返報性の原理”というものがあります。

人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。この「返報性の原理」を利用し、小さな貸しで大きな見返りを得る商業上の手法が広く利用されている。

 

施しを受けて お返しをしないと、「あいつは恩知らずだ」と悪評が広まるリスクがあるので、そのリスクを回避しようとする自己防衛本能の表れですね。それが、普段の生活の中でも”惰性”として作用しているのです。

(※職場では基本的に一人でいることが好きな僕は、”悪評を広めるリスクがほとんど無い”と判断されやすいので 他人に優しくすると つけ上がられることが多々ありました。返報性の原理は、ノーリスクと判断した相手には 働かないことも多いのです。)

 

つまり、返報性の原理を利用した「デパートの試食をすすめる→買わせる」のパターンは、プレッシャーをかけて 脅しているのです。

相手の心理的な逃げ場を無くし、嫌がる相手に”試食品を食べたんだから、当然買うよね”と無理やり買わせようとしているのです。

当然、相手は内心嫌がりながらも 仕方なく しぶしぶ買うことになります。

 

 

しかし、B社工場にいた、ゆる~く挨拶&世間話をしてくる生保レディの方は むしろセールスされている方が、自発的に買いたくなる(商品の内容を 詳しく聞きたくなる)ような内容でした。

つまり、セールスをされる側の人間の購入に対する”自発性”という 明確に異なる要素があったのです。

当然、相手は自分の意思で購入するので リピーターになってもらいやすくなるのです。

 

ビジネスをしていく上では、自発的に購入をしてもらうのが、買うほうも買ってもらう方も お互い気分が良いですし、win-winの関係を築けるのです。

 

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