思想・思考

派遣労働者と企業の関係の本質は”敵対関係”

更新日:

 

僕は、派遣社員として働いていたとき、「正社員になりたい!」と ずっと思い続けていました。

同じように、正社員になることを目指して 過酷な労働を続けている派遣社員の方も多いかもしれません。

 

しかし大手企業では、派遣社員が正社員になるには、正社員の推薦をもらった上で”正社員登用試験”を受けなければなりません。

なので まず推薦をもらうために、正社員に気に入られなければならないのです。

 

そのため、正社員登用を希望する派遣社員は、率先して 作業場でリーダーシップをとったり、休憩時間も自主的に無賃金労働をしたりして アピールしなければなりません。

仮に、そうして推薦を得たとしても、本番の正社員登用試験は合格率がとても低いので、ほとんどの人が合格できません。

なので、次なる正社員登用試験に向けて また推薦をもらうために、身を粉にして労働し 自分をアピールし続けなくてはならないのです。

 

・・・ここまでくると、”正社員への登用”をエサにして、派遣社員から効率的に労働力を搾取する策略としか思えないレベルです。

(余談ですが、とある企業では「一生懸命働いてる年配の男性が 正社員に登用されたよ。だから君も一生懸命働けば 正社員になれるよ」などと面接などで言っているとの話も聞きました。広告塔として年配の男性を正社員化したと推測。)

 

派遣社員が面倒事を背負う分、正社員はラクをする

 

以前勤めていた工場でも、比較的まともな印象を持ち 物腰がやわらかい派遣社員がいたのですが、その男性も正社員への登用試験を受けようとしているようでした。

当然、その人は自ら派遣社員の中でリーダーシップをとり 自ら面倒ごとを引き受けているようでしたが、かなりのストレスを溜め込んでいるようで、心身ともに辛そうな印象を受けました。

・・・僕はその工場を半年で辞めてしまったので、その人が正社員になれたのかは不明です。

しかし、彼と同じように 正社員化を夢見て 身を粉にして働いている人は 工場全体では相当な人数がいるでしょう。

 

そして、そんな状況で得をするのは、面倒ごとが回ってこない正社員側 引いては企業側です。

 

企業は、”より安い賃金”で ”より多くの労働力”を派遣社員から搾取したい

 

企業は、あの手この手で より安価に より多くの労働力を派遣社員から絞り取ろうとしています。

つまり 企業が得をするほど、派遣社員が損をするのです。

 

もちろん、派遣社員側も 安い賃金で労働させられている状況に、不満を感じたりして 労働意欲も低下するでしょう。

その労働意欲の低下を防止する手段として、ウォーターサーバーを設置したり たまに”差し入れ”を入れたりすれば、非常に安価で 不満をぼかす事ができるのです。

 

こんなことを書いたら「人の善意を疑うなんて人として最低!」などと言われてしまうかも知れませんが、自衛策として 利害関係が一致しない人間からの善意は まず疑うべきです。

善意を装った搾取や、優しさを装った悪意などは、いくらでも存在するのですから。

 

抜け出して初めて認識できた、”敵対関係の螺旋”

 

企業と派遣社員が敵対関係であると同時に、派遣社員同士も敵対関係であることが多いです。

面倒事を押しつけ合ったり、他人がミスをしたと知ると 嬉々とした表情で 眼を輝かせて徹底的に否定して プレッシャーを与え優位に立とうとしたりと・・・。

 

僕は、そのような 精神的にも 肉体的にも有害な環境で働き続けることに、大きな苦痛を感じていたのですが なすすべもなく、諦めたように 毎日を過ごしていました。

しかし、極限まで 心身が追い詰められたことにより、そんな劣悪な人生を脱する決意ができたのです。

そして、以前の人生を振り返ると あらゆるところで 敵対関係に巻き込まれ続けていたのだと、やっと自覚できたのです。

 

・・・さて、今回お伝えした内容を踏まえた上で、あなたが働いている職場のあり方を、今一度 考えてみてください。

きっと、「抜け出したい!」という叫びが、心の底から聞こえてくると思います。

 

読んでくれ

1

  漫画界の巨匠・藤子・F・不二雄先生は、とても多くの名作を生み出しました。 「ドラえもん」を始めとして、「キテレツ大百科」「オバQ」や「パーマン」「21えもん」など、非常の多くの作品が、今 ...

2

  漫画界の巨匠・藤子不二雄A先生は、非常に多岐にわたる名作を生み出しました。 「まんが道」「忍者ハットリくん」「プロゴルファー猿」「少年時代」「ブラックユーモア短編」他 多数。 相棒である ...

-思想・思考

Copyright© 最底辺派遣社員はノートパソコン1台で”真の自由”を手にした , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.