僕は、東南アジアによくいきます
タイやミャンマーやベトナムなどをよく訪れます。
企業に雇われて 人生をささげる人たちが
汗水たらしてストレスを溜めて労働している時に
僕は、空港に行き、
美味しいコーヒーを飲みながら
ゆっくりとフライト時間を待つのです。
そして、フライト中は グッスリ”おねむ”の時間・・・。
いざ 目的の国に着いたら
帰国日など一切気にせず好きなだけ滞在。
日の高い時間は
その国の名所をゆっくりと
時間をかけて見て回ります。
そして
日が沈むくらいの時刻になると、
繁華街(ダウンタウン)にいくことが多いです。
東南アジア特有の、雑然とした
雑多な雰囲気のなか
たくさんの人でごったがえす繁華街。
日本の人混みはキライだけど、
なぜか、海外の国の人混みには
好んで行く、僕。
その理由を改めて考えてみると、
意外にすぐに答えがでました。
海外の繁華街は、
エネルギーに満ちているので、
活気と活力がもらえるのです。
所せましと
歩道どころか車道にまで
猛々しくハミ出す露店。
裏道に入ると、
数百メートル先まで広がる屋台。
そして そこで気持ちよさそうにウトウトしている、
バイタクのおっちゃん(明らかに業務中)
日本のような息苦しさはなく
多国籍な人種が共存しています。
・・・海外の繁華街は、
毎日がお祭りのような
活気と活力に満ち溢れているのです。
日本の人混みは 莫大なストレスが渦巻いている
対して、僕は 日本の人混みが大キライです。
日本人は表面上は礼儀正しいですが、
その奥底では慢性的にストレスを抱えています。
なので、日本の繁華街にいくと
一見平和そうに見えるのですが、
なんだか イヤな感じがするのです。
トボトボ 生気のない顔をして
歩いているサラリーマン。
ミケンにシワを寄せてストレスを
抑えつけながら駅に向かう男性。
慌ただしく笑顔で接客をしながらも
ゆっくりメニューを決めるお客さんに
明らかにイラついている店員。
・・・日本の繁華街は、
エネルギーが枯渇しているので、
活気と活力を吸い取られてしまうのです。
雇われ労働者は、
働いている職場からの 通勤圏内でしか、
生きることは許されません。
月曜から金曜日まで、朝早くから出勤し、
企業に時間と労力を搾り取られ、
まともに自分の時間を持てるのは、
体力と気力を搾り取られた後の、
出がらしのような 土曜日と日曜日だけ。
しかし、土曜日と日曜日も、
月曜日の出勤に備えなければいけないので
行きたいところへ自由に行くことはできません。
結局、雇われ労働者である限り、
職場の通勤圏内で過ごすことを強制されるのです。
そりゃあ、ストレスはガンガン溜まりますわな。
この地球上に存在する広大な世界の中で、職場から十数キロくらいの
極めて小さい退屈な世界で人生のほほすべてを生きねばならないのですから。
海外に行くと、視える世界が変わる
四方を海に囲まれた日本。
そのため、日本人は海外に行く機会がとても乏しいです。
しかし、海外に行って過ごしてみると
今までは考えもしなかったことを知ることができます。
・・・すると、見えている景色が
まるで別物に見えてきます。
いままでモノクロだった世界が、
鮮やかな色で輝き出すのです。