アフィリエイトノウハウの情報商材には、アフィリエイター独自の特典を付けるのが通例です。
そして、特典として付けられるモノの中で とても多いのが、”個別メールサポート”です。
「10万円稼げるまで何回でも質問受け付けます!」「永久に 無料でサポートします!」などと言った、いかにも魅力的な文言が並んでいます。
そのアフィリエイター経由で情報商材を購入するだけで 何回でもメールで質問をしたり ブログ等を見てアドバイスをもらったりできるのですから、右も左もわからないアフィリエイト初心者は、当然 買いたくなってしまいます。
・・・しかし、この特典の個別メールサポートは どう考えても採算が合わないのです。
個別メールサポートは 手間が かかりすぎる
アフィリエイターが購入者に対し、個別にメールサポートをしようとなると、当然ながら時間と手間がかかります。
送信されてきた質問メールを読み 疑問点を理解した上で、”適切な答え”を返す・・・。
この”適切な答え”というものを導き出すのは、実は かなり手間と時間がかかるものなのです。
熱心にアフィリエイトに取り組んでいる人ほど たくさん質問しますし、必然的に質問のレベルも 上がってきます。
「こんなブログを作ってみたのですが、改善すべき点はありますか?」
「教わった通りにやっても 中々稼げません。どうすべきでしょうか?」
・・・といった具合に、どんどん質問の内容が複雑になってくるのです。
もちろん、このような質問に回答をするには、実際にそのブログを詳しくチェックすることが不可欠です。
当然、一回のサポートにかかる時間は 短くて数十分、長ければ数時間もかかってしまいます。
・・・自分経由で情報商材を買った特典として そんなサポートを 回数無制限で行っていたら、どう考えても採算が合わないのです。
アフィリエイターの認識は「次なる売込みの手段」
商材購入者の認識は「高い金を出して買った権利」
なぜ、そんなに手間がかかってしまう個別メールサポートを、アフィリエイターたちは こぞって 特典としてつけるのか・・・!?
それは、次の商材を売り込むためです。
中々稼げない商材購入者に、サポートと称して メールでのやりとりをする中で、「こちらを使えば、カンタンに稼げますよ!」と 別の商材を買わせようとしてくるのです。
しかし、まだ稼げていない人間が、言われるがまま次から次へと商材を買ってしまったら、当然の如く高確率でノウハウコレクターになってしまいます。
ノウハウコレクターになってしまったら、当然 稼げるものも稼げなくなってしまい、血のにじむような多額のお金が 商材購入費として次々と消えていきます。
”無制限の個別メールサポートを受ける権利”に惹かれて 商材を購入する方は多いですが、多くのアフィリエイターは ”効率の良い販売戦略”としか思っていないのが実情なのです。
(商材を買わずに メールサポートの権利を使っていたら、だんだん回答がテキトーになります。僕の実体験です)
聖人君子を気取るアフィリエイターが多すぎる
こんなエラそうに語っている僕も、いくつもの商材を買わされかけた苦い経験があります。
”個別メールサポートは割に合わない”と 少し考えればわかることなのですが、稼げていなかった頃の僕は ガンガン稼いでいる人間を
「この御仁は、ガンガン稼いで自分の欲望を満たしきっているので、他人を稼がせることに喜びを感じる境地におられる 偉人なのだ!」
などと、どこか神聖視していたのです。
しかし、アフィリエイターが個別メールサポートを行う目的は、前述の通り”次の商材を売り込むため”です。そして もし一人でも稼げたら ”自分の指導実績として宣伝する”という事もできます。
つまり、100%自分の為なのです。
もちろん、ビジネスとしてアフィリエイトをやっているのですから、100%自分の為に作業する事は 別に非難されることでもなんでもありません。
しかし問題は、その手段です。 呼吸をするようにキレイごとを並べ立て、無知な人間を不当に信用させて 搾取しようとする行為なのです。
「あなたの為に 個別サポートをします」
「私はもう十分稼ぎました。次はあなたの番です」
「私は、あなたの役に立ちたい」
↑こんな虫唾が走るような美しい言葉を、何の恩義も無い不特定多数の人間に 見境無く発信しているのが現状なのです。
そして、自分を信用してくれた人間に対し、稼げていない不安と恐怖につけこみ 次の商材を買わせようとしているのです。それが ノウハウコレクターへの一直線パターンであると、十二分に自覚した上でです。
個別メールサポートは、商材製作者 本人のものを利用する
いろいろ 辛辣なことを書いてきましたが、個別メールサポート自体はちゃんとしたものであれば 初心者にはとても心強いものです。
なので、アフィリエイターがつけている購入特典としてではなく、情報商材製作者がつけている個別メールサポートを選びましょう。
製作した張本人ですので、誰よりもその商材を熟知しています。必然 質の高い回答が返って来ます。
僕が稼げるようになった「下克上∞」にも 個別メールサポートがついてました。
そして、優良商材の製作者なら、サポートに乗じて 次の情報商材を売り込んでくるようなことも 立場的にしにくいでしょう。
稼げていない購入者に次の商材を売り込む行為は、自分の作った商材が”欠陥品”であると 自分で言っているに等しいのですから。
(コンサル生を募集のお知らせは あるかもしれませんが、興味がなければ 流麗にシカトすれば良いのです。)